投稿日:2015-03-29 Sun
お疲れ様です。フッチーです。
もうご存知の方も多いと思いますが、Googleクロームが今年後半NPAPI(ネットスケーププラグイン)を廃止します。
ブラウザで拡張機能(例えばFlash、SilverlightやQuickTime、そしてunityプレーヤなどなど)は長らく、マイクロソフトのIEだとActiveX、その他のブラウザ(FireFoxやGoogleクローム)はNPAPIで動いていたのですが、クロームは今年廃止してしまう訳です。
結果、unityのWebプレーヤーはGoogleクローム上で動かなくなってしまいます。
Flashの場合は、既にNPAPIからPPAPIというプラグインに移行してますので問題ないのですが、unityはどうなるんでしょう・・・とても気になっています。
いまのところunityは、新しいプラグインに移行ではなくて、unity5から実装されたHTML5(asm.js使うやつ)書き出しで対応という事になっているようです。
ここで問題になってくるのは、WebプレーヤーとHTML5書き出しで、どれだけ互換が高いかという事だと思うのですが、HTML5書き出しも結構凄いようです。
ただjs自体はシングルスレッドという事もあり全く同じパフォーマンスが出るわけではないようです。
それにC#で書いてる部分とjsが完全100%と思う事も出来ず・・・・
昨日も書いたソケット通信などは、Webプレーヤーの場合はMono(.NET)の考え方でも動く気がしますが(確認してませんが)、HTML5書き出しになると、そもそもWebSocketに限定されてくる気も・・・・
C#で書いてる部分もjavaScriptに変換されるハズですが、C#でWebSocketとか書いてJSでWebSocketに書き換えてくれるのだろうか・・・・・(たぶんないと思いますが・・・)
とりあえずスマフォアプリ開発は問題ないですが、PCのブラウザ用の依頼が来たら気をつけねば・・・・
unity5にHTML5のプレビュー版がついてるので、まめに動作チェックとか行いながらという事になるのでしょうか。
なにはともあれ、現在はウチではunityではスマフォアプリしか作ってないので心配はないのですが、Web版の依頼が来たら慎重に対応しないとマズそうです。
それよりも今年後半になって結果が見えるまでWeb版は下手に引受ない方がいいのかもしれないですね。
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